CiNii
NII研究データ基盤(NII RDC)は、オープンサイエンスと研究公正を支え、データ駆動型研究を推進する情報基盤です。研究データのライフサイクルに即した3つの基盤「管理基盤(GakuNin RDM)」「公開基盤(WEKO3)」「検索基盤(CiNii Research)」から構成されています。このうち、「管理基盤」、「公開基盤」はオープンサイエンス基盤研究センター(RCOS)が開発、運用を行っています。「検索基盤(CiNii Research)」は2024年4月より、RCOSから引き継ぎ、知識コンテンツ科学研究センター(KMCS)が開発を担当しています。
CiNii Researchは日本の研究者・学生・大学関係者のための学術情報検索サービスです。学術論文、書籍、博士論文、研究データなどが検索できます。CiNiiは2005年にCiNii Articleの開設以来、2011年にCiNii Books, 2012年にCiNii Dissertationと検索対象を広げてきました。2021年より、包括的なサービスとしてCiNii Researchをスタートしています。
CiNiiは多様な情報源から情報を収集しています。書籍においては大学図書館の総合目録・所在情報データベースNACSIS-CAT、論文と研究データにおいてはJ-Stageや機関リポジトリ, KAKENなどから収集しています。これらを一定の方針で統合して、検索の供しています。